観葉植物を育てたいけれど、お部屋の日当たりが良くないから育てられないと諦めている方はいませんか?
実は観葉植物は、種類によって寒さに強かったり、日陰でも元気に育つものがあるんです。
そこで今回は、日陰で育つ耐陰性のある観葉植物や、日陰で元気に育てるポイントをご紹介していきます。
日当たりが悪いからと諦めず、好きな場所でグリーンを育ててみましょう!
観葉植物の耐陰性とは?
@2431yuko
熱帯雨林などの日陰が多い環境に生息している観葉植物は、多くの種類が耐陰性を持っています。
耐陰性とは、日光が少なくても育ちやすい性質のことをいい、お部屋に日光が入らなくても耐陰性が高い植物を選ぶとグリーンを取り入れることができます。
植物の特性を理解して、上手に観葉植物を取り入れてみてください。
日陰でも育てやすい観葉植物をご紹介
さっそく、耐陰性が強く日陰でも育てやすい観葉植物をご紹介していきます。
置きたい場所で育てることが可能か、イメージしながら見てみてくださいね。
ポトス
@n.aya.0721.12
一枚一枚が軽やかな葉っぱに、ホワイトの模様がかわいらしいポトス。全体的に淡い色味で爽やかな印象ですね。
ポトスは耐陰性があり、ある程度明るさのあるお部屋なら丈夫に育ちます。ただ、あくまで日光を好むので、少し元気がないなと感じてきたら日光浴をさせてあげればまたすぐに元気になりますよ。
直射日光を長時間当て続けると葉が変色してしまうこともあるので、風通しの良い窓際などにおくことをおすすめします。
テーブルヤシ
@kumagoro_ie
幹が細くスラっと伸び、頭にボリュームのあるテーブルヤシ。家にいながら南国の気分を味わえる美しいフォルムが人気です。
テーブルヤシは成長スピードが遅いので、植え替えなどの手間も少なくインテリアとして気軽に楽しむことができますよ。
特徴としては日光が苦手な植物なので、直射日光が当たると葉が変色して枯れてしまう可能性があります。
そのため日光が当たる場所は避けて置くことをおすすめします。また、多湿を好むので、土が乾いていたらしっかりと水やりを行うようにしてください。
モンステラ
@aki_egg_room
つややかで大きな葉っぱに切れ目が入ったようなユニークな形のモンステラ。濃いグリーンをお部屋に置くとインテリアのアクセントになってくれます。
モンステラは耐陰性がありますが、日光を好む植物です。
直射日光だと葉焼けする可能性があるので、カーテン越しに日光が当たるぐらいの明るさがキープできる場所で育ててあげてください。
しっかり水やりを行えば成長スピードも早く、増やしていくことも可能です!
存在感のある大きい葉っぱに霧吹きなどで水をかけてあげると、害虫の予防やホコリがたまるのを防げますよ。
ホヤ
@n.aya.0721.12
丸みのある葉っぱがかわいらしいホヤ。上手に育てるとピンク色の花を咲かせてくれます。ツルが長く伸びるので、吊るして飾る「ハンギング」を楽しむこともできるんです。
ホヤは耐陰性の高い植物ではありますが、比較的日光を好みます。
日当たりが良くなくても育ちますが、お花が咲きにくくなる可能性があるので注意が必要。定期的に日光浴をさせながら、元気に育ててあげましょう。
湿気に弱いのも特徴なので、水やりのしすぎには十分注意してくださいね。
ガジュマル
@from_karin148
ねじれるような太い根っこが凛々しいガジュマル。太い幹と濃い緑の葉っぱが個性的で、小さくてもしっかりと存在感があります。
直射日光が当たると葉焼けを起こしてしまうので、レースカーテン越しに日光が当たる程度の場所に置いてあげるのがおすすめ。そうすれば、根っこも丈夫に育ちます。
沖縄などの暖かい地方に分布する植物で、高温多湿を好むため、土が乾いていたら水をたっぷりとあげましょう。
カポック(シェフレラ)
@okachan____
お花のように放射状にひらく葉っぱがかわいらしいカポック。鮮やかなグリーンが華やかな印象を与えます。
カポックは耐陰性が高く、窓の少ないマンションの室内でも丈夫に育ちます。さらに乾燥や寒さにも強く、こまめな水やりがいらないので初心者にもおすすめです。
シンゴニウム
@sy_life4
シンゴニウムは日の当たり方で葉の色が変わります。日光に当たる時間よって色の変化が楽しめるのも、シンゴニウムを育てる楽しみの一つになります。
シンゴニウムは直射日光に弱いので、日陰で育てるようにしてくださいね。
グリーンとアイボリーのマーブルや、ピンクっぽい色になるものなどインテリアの差し色としてピッタリの植物です。ぜひ成長過程を楽しんでみてください。
オリヅルラン
@tomo.o_o.8787
スラっと細長い葉がたくさん伸びるオリヅルラン。白いラインの入った模様がスタイリッシュですね。
オリヅルランは日陰でも育ちますが、基本的に日光を好むので明るく風通しの良い場所に置くようにしてください。
葉にハリがなくなってくるようなら、日照不足が考えられるので日光浴をしてあげましょう。
実はオリヅルランは小さな花も咲かせるんです。ぜひ上手に育てて、お花を咲かせてみてくださいね。
アジアンタム
@mananglee2
小さく薄い葉が連なるアジアンタム。繊細で涼しげな雰囲気があり観葉植物として人気があります。
アジアンタムは湿気を好み、直射日光を嫌う植物です。お部屋で日陰になるところを探して置いてください。また、エアコンの風が直接当たると葉が痛んでしまうことがあるので、注意が必要です。
アイビー(ヘデラ)
@juju.312
ポップでかわいらしい葉の形と、白と緑のマーブル模様が特徴的なアイビー。ツルが長く伸び、棚や天井など高い所から吊るして飾ってもおしゃれです。
アイビーは生命力が強く、水や日光不足でも丈夫に育つのが魅力。そのため、窓がないトイレや玄関にもおすすめです。
北向きでなかなか日光が入らないという方は、ぜひアイビーを取り入れてみてはいかがでしょうか。
日陰で観葉植物を育てる時のポイント
ここまでは、日陰でも育てやすい観葉植物をご紹介しました。
ただ、耐陰性が高いといっても基本的に植物は日光を好む種類が多くあります。そのため日陰で植物を育てられるのかとまだ不安な方もいるでしょう。
そこで次に、日陰で観葉植物を育てるときのポイントについてご紹介してきます。
しっかりポイントをおさえて、上手に観葉植物を育てましょう。
週に何時間かはベランダなどに出して日光浴させる
@hana_kksn875
耐陰性の高い植物は基本的に日陰でも育つことが可能です。しかし、日照不足があまりにも続くと葉に元気がなくなってしまうことがあります。そういう時には週に何時間か日光浴をさせてあげましょう。
定期的にベランダなどの屋外や窓際で日光浴させてあげることで、室内での日照不足を解消できます。
日光に当てる時間は種類により異なるので、観葉植物にあった時間を調べてから日光浴させてあげてくださいね。
直射日光が一切入らない場合は照明で光合成の補助をする
日光がまったく入らず、ベランダでの日光浴も難しい場合には、照明で光合成を補助してあげましょう。普段使用している照明でも、ある程度は成長を促すことができます。
照明だけでは不十分な場合は、植物育成ライトという高輝度の光を放つライトも売っているのでぜひ取り入れてみてください。
まとめ
今回は、耐陰性が高い日陰でも育つ観葉植物をご紹介しました。
植物の特性をしっかりとおさえれば、太陽の日差しがお部屋になかなか入り込まなくても観葉植物を育てることが可能になります。
日陰でも丈夫に育つ観葉植物をお部屋に取り入れ、ぜひグリーンを楽しんでみてください。