春から新生活。始めての一人暮らしとなる方も多いのではないでしょうか。
そんな一人暮らしで注意すべき点といえば「防犯対策」です。
特に女性の一人暮らしは何かあってからでは遅いので、しっかりと防犯対策しておく必要があります。
今回は、賃貸でも出来る防犯対策と、一人暮らしで取り入れたい防犯グッズをご紹介します。防犯に適した物件の選び方や、日頃の生活で注意すべき点もご紹介しているのでぜひ参考にして、安心して暮らせる環境を整えていきましょう。
女性一人暮らしの防犯対策は物件選びから
出典:@okachan____
防犯を考えるうえで、女性の一人暮らしでは物件選びから大切になってきます。物件の設備はもちろん周辺状況まで確認しておくと、より安心して生活できますよ。
物件を選ぶ上で重視すべきポイントをまとめたので、お部屋選びをするときには下記の点に注目してお部屋選びをしてみてくださいね。
・2階以上
・TVモニター付きインターホン
・オートロック
・駅から近い
・防犯カメラ付き
・人通りが多い
・治安がいい
女性一人暮らしの防犯対策|アイテム・グッズに頼る
ここからは、女性の一人暮らしにおすすめな防犯グッズやアイテムの活用方法についてご紹介してきます。
防犯性を強化するためには、防犯グッズやアイテムを使用ししっかりと対策をしておきましょう。
遮光カーテンをつける
出典:@__sara_home__
女性の一人暮らしではカーテンは必須アイテムです。カーテンを選ぶときには、デザインだけではなく機能にも注目して選んでみてください。
特におすすめなのが「遮光カーテン」です。遮光カーテンは外から部屋の中の様子が見えにくく、電気をつけたときに内からの明かりが外にもれにくいため生活パターンを見抜かれにくく安心できます。
他にも、女性らしいカラーを避け、落ち着きのある色合いやデザインのものにしておくと、女性一人暮らしということを隠せるのでおすすめですよ。
玄関の鍵を交換する
入居した物件の鍵の防犯性が低い場合や、以前の住人が合鍵を作っている可能性がある場合、鍵を交換するのが防犯対策として効果的です。玄関の鍵穴を変えるだけでも防犯性を高めることができますよ。
賃貸に住まわれている方は、鍵の交換をする際には必ず管理会社に確認してから交換するようにしましょう。
窓に補助の鍵をつける
出典:@okachan____
不法侵入口として多いとされるのが「窓」です。一般的な窓の鍵ではすぐに開錠されてしまう心配があります。
そこでおすすめなのが窓の補助鍵の使用。空き巣などの侵入者は、侵入に時間がかかればかかるほど諦める確率が高くなるので防犯対策として有効です。
窓の補助鍵は賃貸でも使用できるものがあり、設置も簡単なのがうれしいポイントです。
防犯ブザーをつける
いざとなった時には恐怖や驚きで声が出ず助けを求められないことがあります。そんな時のために防犯ブザーをつけることをおすすめします。
万が一襲われた時にはすぐに鳴らせるよう、防犯ブザーは見える位置につけておきましょう。
防犯カメラをつける
防犯カメラをつけることで、空き巣などに入られたときにその決定的瞬間をおさめることができ、犯人特定のための有効な証拠を残せます。
さらに防犯カメラは設置しておくだけで「防犯意識の高い部屋」と思わせられ、防犯対策として有効ですよ。
女性一人暮らしの防犯対策|日常生活から意識すること
次は、日常生活で意識すべき防犯対策をご紹介していきます。
女性の一人暮らしでは、物件の設備に加えて、日頃から防犯の意識を高くもって生活し防犯対策を行いましょう。日常のちょっとした行動が犯対につながるので、ぜひ意識してみてください。
インターホンが鳴っても不用意に開けない
出典:@s_home1128
一人暮らしでは来訪者インターホンがなってもすぐにドアを空けないように注意してください。
アポのない訪問者は、営業や勧誘などの場合があり、一度対応を始めると強引に迫られるケースもあります。そうならないために、インターホンで用件を確認してからドアを開けるようにしましょう。
もし怪しいなと感じたらきっぱり断るか、難しい場合には居留守を使うのも有効な手段です。不用意にドアを空けないように日頃から気を付けて対応してくださいね。
在宅時も玄関・窓の鍵をしめる
外出時はもちろんのこと、在宅時も忘れずに玄関や窓の鍵をしめましょう。特に窓は最も不審者に侵入されやすい場所になるので、日ごろから忘れずに鍵をしめるように意識してください。
玄関のドアは、合鍵を作られたり壊されたりして侵入されるケースもあります。鍵を掛けたらチェーンも掛けることを習慣化すると、より防犯効果を高められるのでおすすめです。
洗濯物を外に干さない
出典:@nn.naru.uu
干している洗濯物が女性用の服であれば、外から見て女性の一人暮らしだということがわかってしまいます。そのため、女性の一人暮らしの場合は、天気が良くても極力洗濯物は外で干さないようにしましょう。
特に1階や2階のお部屋では道路からも見えやすく、下着泥棒の被害も考えられるので注意が必要です。
外に干す場合は男物のアイテムも一緒に
それでもベランダに洗濯物を干したいときには、男性用の洋服を混ぜたり、バスタオルなど女性の一人暮らしと特定されないものを干すことをおすすめします。
男性用のアイテムを一緒に干すことで、一緒に暮らしている人がいると思わせられ防犯性が高まります。
電気をつけっぱなしにする
出典:@_sora_28_
部屋の電気をつけっぱなしにすることは防犯対策として有効です。
電気がついていることで周辺環境も明るくなり、通行人からも不審者の行動や顔が目につきやすくなります。そのため、他人の部屋に忍び込もうとする空き巣は、明るい部屋にはなかなか入りにくい傾向にあります。
また、電気がついていると中に人がいて活動していると思わせられ、部屋に侵入するリスクが高いと思わせる効果がありますよ。
帰り道ではスマホをいじらない、イヤホンをしない
出典:@watane0321
帰り道に歩きながらスマホをいじると、スマホの画面に意識がいってしまいます。万が一背後から不審者がきていたとしても気づけない可能性があるので、スマホをいじりながら歩くのは大変危険です。
また、イヤホンをつけ音楽を聞きながら歩くのも同じように危険で、不審者が自分の近くにきていても音で気づけずに対応が遅くなってしまう可能性があります。
可能な限り、一人で帰宅するときにはスマホやイヤホンの装着は避けるようにしてください。
ポストの中身を放置しない
ついつい放置してしまいがちなポストですが、長期間ポストの中身を放置することは大変危険です。
ポストがパンパンになるほどの書類が溜まっていると、不審者にこの部屋は長期不在で家に人がいないと思わせてしまいます。また、書類に書いてある個人情報を取られる危険性もあるので、ポストの中身はきれいに保つ習慣をつけましょう。
エレベーターには一人で乗る
マンションなどでエレベーターを利用する場合には、可能な限り他の人と一緒ではなく一人で乗るようにしましょう。
エレベーターは密室になってしまうのですぐに助けてくれる人がいない場所です。誰かと一緒に乗りそうになったらあえてタイミングをずらして使用するなど工夫しましょう。
もし後から人が乗ってきたときには、相手の人が視界に入る場所に立つなど工夫して乗りましょう。
一人暮らしなら買っておくべき防犯グッズ
最後に、一人暮らしにおすすめな防犯グッズをご紹介していきます。
日常で意識すべき防犯対策と合わせて使うことでより防犯性を高められますよ。
窓の補助鍵
簡単に取り付け可能な窓の補助鍵です。窓は、空き巣などの侵入口として一番多い場所なのでしっかりと施錠し防犯性を高めましょう。
こちらの商品はテープで装着できるので、女性の一人暮らしでも簡単に取り付け可能です。賃貸でも窓を傷つけることなく設置できるのでおすすめですよ。
ドアスコープカバー
玄関についているドアスコープはのぞきや盗撮の危険性があります。そんな危険性を排除するためにドアスコープカバーを装着しましょう。
扉についているドアスコープに内側から貼るだけで装着可能で、コンパクトながらもしっかりとのぞき対策ができますよ。
人感センサー
人に反応しライトがつく人感センサーライト。
ライトがつくことで予定外の訪問者にもいち早く気づけます。自由に曲がる三脚タイプでさまざまな場所に設置可能で、家の死角となる場所に置くと空き巣や不審者からの侵入対策に効果的です。
まとめ
今回は女性の一人暮らしで取り入れたい防犯グッズや、日常で意識すべき防犯対策についてご紹介しましたが、いかがでしたか。
物件の設備だけではなく、日頃から防犯に対しての意識を高めることで自分の身を守ることにつながります。
何かあってからでは遅いので、これから一人暮らしを始める方も、すでに一人暮らしをしている方も、できることから防犯対策を始めていきましょう。