癒しを与えてくれる観葉植物。その中には鮮やかな花を咲かせる種類があるのを知っていますか?
でも、植物を育てるのは大変そうだし、花を咲かせるのはさらに難しそうと感じる方もいますよね。
そこで今回は、初心者でも育てやすい花を咲かせる観葉植物と、その育て方についてご紹介していきます。
植物の特徴や育て方を押さえれば初心者の方でも上手に花を咲かせられますよ。
優しいグリーンに華やかな花がプラスされることで、よりお部屋の雰囲気をアップさせおしゃれなインテリアになるので、お部屋に取り入れてみてくださいね。
花を咲かせる観葉植物の選び方
はじめに花を咲かせる観葉植物の選び方をご紹介していきます。
花を咲かせる植物はいくつかの種類があるので、ご自身が育てやすい品種を選ぶようにしてくださいね。
育てやすいかどうか
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初心者の方が植物を選ぶときに重要なポイントは、育てやすいかどうかです。
あまり観葉植物を育てるのに慣れていない場合には、お世話の手間がかかる植物はややハードルが高くなってしまいます。
そのため比較的丈夫なものや、水やりの頻度が少なくてすむ植物を選ぶと良いかもしれません。
生育条件が置き場所に合っているかどうか
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直射日光を浴び続けると葉焼けを起こし元気がなくなってしまう植物や、風通しのよい日陰の方がすくすく育つ植物もいます。
このように植物によって育成条件は異なるので、それぞれの植物の特徴に適した環境を準備できるか、事前に確認しておきましょう。
花言葉にも注目
花を咲かせる観葉植物は、見た目の華やかさだけではなく花言葉に注目して選んでみてもいいかもしれません。
花言葉の意味合いは花によってそれぞれです。縁起のいい言葉は運気アップが期待されるなど、見た目以外でもパワーがもらえます。
ぜひ、その花がどんな花言葉をもっているのか調べてみてくださいね。
初心者でも育てやすい!花が咲きやすい観葉植物
花を咲かせる植物の選び方がわかったところで、次は初心者にも育てやすい植物をご紹介していきます。
種類によって花の色や形はさまざまなので、好みのものを探してみてくださいね。
オリーブ
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先端が細く、光沢のある葉をつけるオリーブ。葉の表面は濃緑色で、裏は灰白色のくすみがかったカラーが特徴的です。
オリーブは初夏に白や薄黄色の小さな花をたくさん咲かせます。開花時期が短く、アッという間に満開になります。小ぶりな花が主張しすぎず、可憐な姿を堪能できますよ。
オリーブの花の花言葉は「知恵」や「勝利」。勇敢な行動で前に進んで行きたいという方にはピッタリです。
オリーブはあたたかい所を好み、乾燥に強い植物です。水のやりすぎで根腐れを起こしてしまうので注意しましょう。
アンスリウム
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大きく艶やかな葉っぱの中に、存在感のある華やかな花を咲かせるアンスリウム。
アンスリウムは、赤や白、ピンクに紫などさまざまな色の花を咲かせます。
鮮やかなハート型のような花を咲かせることから、花言葉は「恋にもだえる心」「煩悩」。
アンスリウムは南国の植物のため、湿度の高い環境を好みます。そのため水やりは土が乾いてきたらたっぷりとあげるようにしてくださいね。
スパティフィラム
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細長い茎の先に一枚一枚葉が付き、葉よりも高い位置にくるりと巻いたような形状の花が付くスパティフィラム。繊細な見た目が美しく、インテリアグリーンとして楽しまれています。
濃いグリーンと真っ白な花をもつスパティフィラムは、上品でさわやかな印象を与えることから、花言葉は「清らかな心」「上品な淑女」とつけられています。
スパティフィラムは直射日光に弱いので、半日陰で管理するようにしましょう。エアコンの風が直接当たると葉が痛んでしまうので、置き場所には注意してください。
シルクジャスミン
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丸みのある濃い緑の葉っぱに、小ぶりなかわいらしい小さな花を咲かせるシルクジャスミン。その花は芳香があり、花を咲かせると甘い香りが感じられますよ。
純白な花を咲かせることから、シルクジャスミンの花言葉は「純粋な心」とつけられています。
シルクジャスミンは熱帯の植物で、耐陰性があるので室内でも丈夫に育ちます。しっかりと日当たりの良い場所で育てるとかわいい花を咲かせますよ。
サボテン
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多肉植物として有名なサボテン。トゲがあったり、丸みのあるものなどさまざまなフォルムが楽しめるのも人気の秘密です。
サボテンは鮮やかな色の花を咲かせるのが特徴的です。
水の少ない乾燥した地域でも育ち、花を咲かせることから「枯れない愛」「燃える心」など情熱的な花言葉がつきました。
サボテンは乾燥に強く、日当たりのいい場所を好みます。ただ、直射日光に長時間あたると葉焼けをおこしてしまう可能性があるので注意しましょう。
オリヅルラン
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細長い葉が垂れ下がったように成長していくのが特徴的なオリヅルラン。緑とアイボリーからなる葉の模様が涼しげな印象を与えます。
オリヅルランは長く伸びた茎に美しい白い花を咲かせます。その子株がたくさん増えていく様から「子孫繁栄」「集う幸せ」といった花言葉がつきました。
明るい日陰を好むため、オリヅルランは直射日光を避けた場所で育てましょう。水やりは土が乾いたらたっぷりの水をあげてください。
カネノナルキ
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丸みのあるコロンとした葉が特徴的なカネノナルキ。多肉植物の仲間で、こまめな水やりは不要で丈夫に育ちます。
カネノナルキはピンクや白の花を咲かせ、葉は成長すると少しずつ赤い縁取りが入るようになります。
コインのような丸い葉っぱがなることから、「富」「幸運を招く」という花言葉がつけられました。
カネノナルキは、湿気を苦手とするため水のやりすぎには注意が必要です。なるべく日当たりの良い場所で育てましょう。
気長に待てばいつか花が咲くかも?
ここまでは花を咲かせやすい植物を紹介しました。
次は、ちょっと花が咲きづらい植物の紹介ですが、根気強く育てることできれいな花を咲かせます。
難易度が高い分、花が咲いた時の嬉しさも倍増するので気長に成長を楽しんでくださいね。
ストレリチア・オーガスタ
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まるで南国にいるかのような大きな葉っぱが特徴的なストレリチア・オーガスタ。葉のボリュームがあり、存在感のある植物です。
ストレリチア・オーガスタは成長すると白く美しい花を咲かせます。その白い花が美しい鳥のような見た目から「天国の白い鳥」とも呼ばれているんです。
ストレリチア・オーガスタは耐陰性があるので室内でも丈夫に育ちます。ただ、日にあたったほうが元気に育つので、定期的に日光浴をしてあげてくださいね。
カポック(シェフレラ)
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花のように放射状に広がる葉が特徴的なカポック。
カポックは夏になると鈴状に、白や黄色などの小ぶりな花を咲かせます。ただ、花を咲かせるには長い年月がかかり、実際に咲くのは極稀といわれています。
カポックの丈夫に育ち縁を絶やさない特性から「実直」「とても真面目」という花言葉がつけられました。
花言葉の通り、カポックは耐陰性があり室内でも丈夫に育ちます。日当たりの良い場所のほうがより元気に育ちます。
チランジア
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チランジアは土が不要で、空気中から酸素を取り込むエアプランツです。チランジアは苗が成長すると、種類によって赤、黄色、白、紫などの鮮やかな花を咲かせます。
チランジアの花言葉は、水がなくても育つ特性から「不屈」という言葉がつけられました。
葉焼けしない程度に良く日光浴をさせると健康な株に成長し、花を咲かせるかもしれません。
まとめ
初心者にも育てやすい花を咲かせる観葉植物をご紹介しましたが、いかがでしたか。
品種の特徴や育て方のポイントを押さえることで、初心者でも上手に花を咲かせることができます。
種類によって花の色や形がさまざまなので、お部屋の雰囲気に合うものや、お気に入りの植物を探してみてくださいね。
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