一人暮らしや、カップルの同棲などでよく選ばれている12畳ワンルームのお部屋。
12畳の広さだとある程度の家具を配置でき、広々とくつろげるので人気の高い間取りとなっています。
ただ、広めのお部屋だからこそ、家具の配置や仕切りなどお部屋のレイアウトに悩んでいる方も多いはず…。
特にワンルームとなるとキッチンスペースが含まれるので、少しでも生活感をなくしておしゃれにしたいですよね?
今回は「正方形」「縦長・横長」のお部屋の形別に、上手なレイアウトのコツを紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください!
12畳の広さはどれくらい?
出典:@ar____dec
12畳のお部屋のおおよその面積は19.44㎡です。
正方形や長方形など形はさまざまありますが、大体は横5.4m×縦3.6mをイメージするとわかりやすいです。
一人暮らしだとだいぶ余裕があり、ある程度の大きさ・種類の家具をゆとりを持って配置することができます。
友人を4、5人呼ぶことも可能ですね。
ベッドとソファーを置くこともでき、さらにダイニングテーブルも置けます。
家具の大きさも一人暮らし用のサイズではなく、2、3名がけのソファーやベッドもセミダブル以上を置くもの良いですね!
12畳の広さを活かす!レイアウトのコツとは?
12畳のお部屋は、家具を配置するには十分なスペースがあることがわかりました。
しかし広い空間だからこそどんなレイアウトもできてしまうので、実際にレイアウトするとなるとどのような配置が良いのか迷ってしまいますよね。
ここからは「正方形」「縦長・横長」のお部屋別にレイアウトのコツを紹介していきます。
正方形の部屋なら生活動線を意識する
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正方形の12畳のお部屋は、空間を自由に使える分、生活動線を意識することが大切です。
このレイアウトは、ベッドスペース、奥にはPCデスク、手前にテレビが配置されておりしっかり生活動線が意識されていますね。
正方形のお部屋だと、奥行きがない分ベッドやソファーなど大きな家具の配置に迷いがちですが、広さが12畳あると通路もしっかり確保できます。
自分の生活動線をしっかり確保してお部屋を広く見せるようにすると、綺麗にレイアウトできますよ!
横長・縦長の部屋なら家具を活用して空間を仕切る
出典:@___m.me.3_
縦長・横長の長方形のお部屋だと広さがある分、間延びした印象になってしまうことが多いです。
特にワンルームだと空間が繋がっているので、レイアウトが少し難しいと感じる方も多いはず。
そこでおすすめなのが家具で空間を仕切ることです!
こちらのレイアウトは棚を用いてベッドスペースを上手く仕切っていますね。
12畳の広さだからこそ、リビングと寝室を家具で仕切るレイアウトはとてもおすすめです。
《正方形》12畳ワンルームのレイアウト実例
12畳のワンルームのお部屋は広さがある分、レイアウトが難しそうですが、工夫次第で素敵なお部屋を作れそうですね。
ここからはおしゃれなインテリアのレイアウトを紹介していきます。
まずは「正方形」のお部屋から実例をみていきましょう!
低めの家具で空間を広く見せる
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白やグレーなどの淡い色と木のやわらかさが素敵なお部屋のレイアウト。
12畳のお部屋だと高さのある大きめな家具を選びがちですが、こちらのレイアウトは低めの家具で統一されているので、圧迫感がまったくなく、お部屋がとても広く見えます。
このようにお部屋にさらにゆとりを感じたい時には、低めの家具で統一感を出すのがおすすめです。
家具をサイドに寄せてスッキリと見せる
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正方形のお部屋は、棚やベッドなどの家具を対称的にサイドに寄せて、奥にスペースを作るとスッキリ見せることができます。
12畳の広さがあれば、大きめの家具があってもサイドに寄せることで、生活動線もしっかり確保できます!
ラグで空間をなんとなく仕切る
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12畳の広さがあるのならば、空間に「仕切り」を作ると、お部屋にメリハリができます。
棚やカーテンなどの家具でリビングと寝室を仕切ることもできますが、このように大きめのラグを敷くことでお部屋にメリハリをつけるのがおすすめです!
こちらのお部屋はもともとブラウンの床ですが、あえて白いラグを敷いているのでラグが映えていますね。
ナチュラルカラーの配色で統一感を出す
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白やベージュ、グレーなどの淡い色でコーディネートすると優しい雰囲気に包まれるワンルームレイアウトになります。
12畳のワンルームは広さがあるため、物が多くなったり大きくなったりしがちです。
統一感がなくごちゃごちゃした印象にならないように、淡いトーンの色を選択するのも一つの手です。
最小限の家具で12畳の広さを活かす
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こちらは、窓辺にカフェテーブルを置けるスペースを作り、最低限の家具を配置しているレイアウト。
シンプルながらも、ナチュラルカラーでまとめられておりとてもおしゃれですね。
上手く中心にスペースを作ることによって、生活動線を作りお部屋を広々と使えます!
大きめの棚でしっかり収納スペースを確保する
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12畳のワンルームだと収納スペースに困ってしまう方も多いはず。
このレイアウトのように少し大きめのおしゃれな棚を置くことによって、しっかり収納を確保できます。
お部屋のナチュラルな雰囲気にぴったりな棚を置いているので、ごちゃごちゃせず統一感が出てお部屋になじんでいますね!
《長方形》12畳ワンルームのレイアウト実例
奥行きのある「長方形」のお部屋のレイアウトを紹介していきます。
長方形の12畳のお部屋は、奥行きがある分間延びしてしまうことが多く、意外と配置が難しいんです。
上手くおしゃれに配置している実例を見て、参考にしてみましょう!
仕切りのカーテンを活用して空間を区切る
出典:@kfk2080
横長・縦長のお部屋は、間延びした印象になりがち。
そこでこのレイアウトのように、ベッドとリビングスペースの境目にカーテンをつけて仕切ることで、まるで1LDKのように空間をレイアウトすることができます。
生活する上でも、お部屋が分かれているとメリハリをつけることができますね。
このように空間を仕切れるのも12畳という広さならではのメリットでもあります!
大きめのダイニングテーブルを置く
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こちらは、キッチン側にリビングテーブルを配置しています。
ローテーブルではなく、このように大きめのリビングテーブルを置いてもお部屋を広々使えるのは12畳のお部屋ならではです!
ゆっくりとお食事を楽しみたい方、リビングテーブルを勉強や仕事用としても使いたい方は、ぜひレイアウトに取り入れてみてはいかがでしょうか。
テレビではなくプロジェクターでスペースを有効活用
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最近おうち時間が増えたこともあり、お部屋でプロジェクターを使って映画やゲームなどを楽しむ方が増えています。
プロジェクターを置くことによって、テレビ台が不要になるのでその分お部屋のスペースも確保でき、よりお部屋を広く使えますね。
おしゃれさんの間でもインテリアの一部としてプロジェクターは人気です。
12畳の広々とゆったりとした空間とプロジェクターで、おうち時間をさらに彩ることができますね!
広い壁を活かしてにインテリアを楽しむ
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「お部屋が広いと、少しお部屋が寂しいな〜。」と感じる方や、インテリア雑貨などをたくさん飾って楽しみたい方は、広々とした壁にお気に入りのインテリアをレイアウトして楽しむのも◎
このようにお部屋に合ったお気に入りのアイテムを壁に飾ると、よりお部屋がおしゃれになり生活に彩りを与えてくれますね!
ハンガーラックで「見せる収納」を楽しむ
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ハンガーラックを使いお気に入りの服を「見せる収納」としてディスプレイしているおしゃれなお部屋。
このように12畳のお部屋だと、自分のお気に入りアイテムを置くスペースも確保できます!
ハンガーラックなど、高めの家具を配置すると圧迫感が出てきてしまうこともあります。
そのような場合は他の家具は低めのものを選んだり、お部屋のカラーを統一してまとまり感を出したり、工夫してみましょう!
あえて奥に家具をまとめて空間を広く見せる
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こちらの長方形のお部屋はベッドを奥にもっていき、あえて手前側に広いスペースを作っています。
12畳の広さだとこれまで紹介したようにバランスよくレイアウトすることもできますし、お部屋の使い方によっては家具をかためて配置して、このようにスペースを作ることもできますね!
広いスペースで作業したい方や、家でトレーニングする方など趣味のスペースを作りたい方にはおすすめです。
まとめ
12畳ワンルームのお部屋のレイアウトはいかがでしょうか?
12畳のワンルームは、一通りの家具を置ける広さがあるので、さまざまなおしゃれなレイアウトを楽しむことができます。
正方形・長方形のお部屋ごとのレイアウトポイントを押さえれば、誰でも素敵なお部屋作りができますね!
これを機に、自分のお部屋のレイアウトに活かしてみてはいかがでしょうか。