毎日何気なく使っているキッチン。一人暮らしのキッチンは狭く、使う物が多いせいか、気づいたらごちゃついていることってありませんか?
そんなキッチンもレイアウト次第で使いやすく、すっきりとまとまった空間になります。
狭いスペースだからこそ活躍してくれる収納アイテムやアイデアが、まだまだ身の回りにたくさん転がっているからです。
今回ご紹介するキッチンレイアウトや収納方法を参考に、ぜひこの機会に見直してみませんか?
一人暮らしのキッチンは狭い…最大限活用するためのポイント
キッチンは他のスペースと違って、場所を移動することができません。特に1Kやワンルームといったお部屋は狭さもプラスされるため、さらにレイアウトが難しくなってしまいます。
よってキッチンというスペースを最大限活用するためには、いくつかのポイントを押さえる必要があり、そのポイントを踏まえた上で快適なキッチンスペースを作ることが理想です。
ここでは、狭いキッチンのスペースを有効活用するためのポイントを、いくつか具体的にご紹介します。
空きスペースを無駄なく活用するのが基本!
@megumun7
一人暮らしの狭いキッチンをうまく活用するためには、空きスペースを最大限有効活用することが一番のポイントになります。
シンクと冷蔵庫の隙間を使って細めの収納ラックを置いたり、壁面にキッチングッズを掛けて収納したりなど、わずかなスペースも無駄なく使うことで、狭いキッチンでも楽しく調理できますね。
調味料やキッチングッズなど、何かと物が多くなりがちなキッチンは、できる限りすっきりとまとめて散らからないように収納するのもポイントの一つです。
どうしても狭い場合はキッチンスペースを広げる
@umeco8
どうしてもキッチンが狭い場合は、思い切ってスペースを広げてみるのはどうでしょう。
キッチンラックをDIYしてみたり、ワゴンを使ってキッチン家電や食器を置いてみたり。ラックやワゴンの使い方は自由です。
例えば、キッチンラックにお気に入りのお皿を飾るなど、見せる収納としても使うのもいいですね。
またキッチンのスペースだけにとどめるのではなく、いつのも生活スペースにラックを置き、キッチンには入りきらなかった家電などを置いてカフェスペースを作ってみるのもおすすめです。
一人暮らしだからできるキッチンのレイアウトを思う存分楽しめたら素敵ですよね。
1Kキッチンの収納術&レイアウト実例
一人暮らしをする上で狭いキッチンを最大限有効活用するために必要なポイントを、上記で説明しました。ここからは実例を交えながら実際のキッチンのお写真と共に、いろいろなキッチンを見ていきたいと思います。
吊るす収納やシンク下収納、また、ラックの使い方やレイアウトの仕方等、さまざまな収納術やレイアウト術について詳しくご紹介していきます。
吊るす収納で省スペース化
@___kn.0728
「吊るす収納」という言葉を皆さんはご存知でしょうか?その名の通り、ものを吊るして収納することなのですが、狭いキッチンではこの吊るす収納がとても役立ちます。
普段よく使うキッチンアイテムを吊るして収納することで、新しく収納スペースを作らなくても良いので、とても簡単に収納できます。今あるスペースにフックなどを掛けて収納するだけで、あっという間にキッチンがすっきりして見た目もとてもお洒落です。
見た目が可愛いキッチンアイテムも一緒に掛けて、インテリアとして飾るのも素敵ですね。
シンク下は収納グッズで無駄なく使う
@matomeroom
収納の味方といっていいほど助かるシンク下のスペースは、収納グッズを使って最大限有効活用したいスペースの一つです。
100円ショップやスリーコインズなどで購入できる布製のバスケットや、持ち手がついたカゴなどが収納しやすく、さらに中に入っているものを取り出しやすいのでおすすめです。
カゴなどに収納することで、散らばりやすい細かいストックなどもすっきりまとめられ、シンク下も綺麗な状態をずっと保てますよ。
コロナ禍になってから食品や日用品を買いだめする方も多くなっていると思うので、ぜひお家のキッチンで試してみてください。
@matomeroom
フライパンや鍋など、大きなキッチンアイテムもシンク下ならしっかり収まります。ちょっとした仕切りや、ラック、カゴなどを使うことで清潔にすっきりとまとめられますね。
調味料の替えや大きな瓶もの、お米のストックなどを入れておくのにもシンク下は最適です。
ぜひお家のシンク下を有効活用してみてください。
キッチンワゴンで収納スペース&作業スペースを広げる
@peony0522
キッチンワゴンは、一人暮らしの生活には欠かせないアイテムとして話題になっています。
中でもikeaで販売されている、【ロースフルト】や【ロースコグ】が人気で、ご存知の方も多いのではないでしょうか。3段になった収納スペースにキャスターがついていて、カラーも6色展開と豊富なので、お部屋の雰囲気や用途に合わせて自分好みのものを選べるのが人気の理由。
一人暮らしの狭いキッチンにはこのワゴンが大活躍します。食材のストックを保管したり、キッチンで使うタオル類などを収納したり、見た目も可愛くて高機能なのでおすすめです。
@kaoriiiii___87
キッチンのスペースを広げることについて、上記でも説明しましたが、そうは言ってもなかなか難しいという方もいるのではないでしょうか?
そこでキッチンラックの使い方を少し変えて、作業スペースとして使ってみるのはどうでしょうか。
キッチンラックの上にコーヒーマシンを置いてちょっとしたカフェスペースを作って、飲み物などを作る際に使用したり、料理の盛り付けをする際のスペースとして使ったりなど、キッチンの作業スペースとしてラックを使うのも良いですね。
少しの工夫で生活スペースに支障をきたすことなく、キッチンスペースを広げることができますよ。
冷蔵庫上のスペースを有効活用
@1hitorigram
一人暮らしのおうちで使う冷蔵庫は、一般的に小さめのサイズを選ぶ方が多いですよね。その冷蔵庫上のスペースはしっかりと有効活用できていますか?
背丈の低い冷蔵庫の上なら電子レンジやオーブントースターなどを乗せて、一つの収納スペースとして使うことができます。
もちろんそういった家電だけではなく、キッチンペーパーなどの替えや食材などのストックを保管するのにも最適なスペースです。
冷蔵庫上のスペースが空いている方は、ぜひお試しください。
突っ張り棒を駆使してスペースを作る
@machikosnote
おうちの中のさまざまな場面で活躍してくれる突っ張り棒は、キッチンでも大活躍してくれます。
ちょっとした空間に突っ張り棒を何本か設置することで、収納棚の代わりの役目をはたしてくれ、少しの隙間がキッチンスペースの一つとして生まれ変わりますよ。
こちらの画像のように、突っ張り棒とS字フックを組み合わせることで吊るす収納にも早変わりします。
もともとあったスペースに突っ張り棒を取り付けるだけで、新たに場所を確保する必要もなく設置方法も簡単なので、ぜひおうちのキッチンに取り入れてみてはいかがでしょうか?
高さのあるラックで空間を無駄なく使う
@__09310403
空間をうまく使うには場所を増やす方法だけでは足りません。そこで、高さのあるラックを使い、狭いスペースも有効活用しましょう。
コンロ付近の空いたスペースにあえて高さのあるラックをおくことで、背丈の高い調味料のボトルや大きめなまな板なども収納できます。調味料は特にコンロ付近で使うことも多いので、この空間にピッタリです。
高さのあるラックを置くことができるスペースは限られているので、自分なりに工夫して置いてみましょう。それだけで、キッチンが今よりさらに使いやすくなりますよ。
まとめ
今回は一人暮らしのキッチンや狭いスペースの活用方法について、さまざまなアイデアをご紹介しましたが、いかがでしたか?
キッチンをできるだけ広く快適に使うためには、空いている空間を最大限有効活用することがポイントです。
空間の使い方次第で自由自在に、そして自分好みにキッチンを変化させることができます。この記事を読んで、自分の暮らしに合わせて快適なキッチンスペースを作っていただけたら嬉しいです。