リビングダイニングは、お部屋の広さや形によってレイアウトの仕方はさまざまです。
食事とくつろぎのスペースがひとつになっているため、ソファやダイニングテーブルを置くと、部屋に圧迫感を与えてしまうのではないかと心配になる方もいますよね?
今回は8畳のリビングダイニングを広く見せるレイアウトのコツとインテリアの実例をご紹介していきます。
8畳のリビングダイニングにはどれほどの家具が置けて、どういう配置にしたらいいのかを詳しく説明しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
8畳のリビングダイニングは狭い?どれくらいの広さ?
出典:@__tomomi___
まず、8畳のリビングダイニングはどれくらいの広さなのかを確認しておきましょう。
8畳のおおよその広さは、正方形の部屋なら約3.6m×3.6mほど。リビングダイニングでは、コンパクトなソファとダイニングテーブルを置くスペースは確保できるでしょう。
ただし、3人がけのソファなど大きめの家具を配置するとややお部屋が窮屈に見えてしまうこともあるので、全体のバランスを見ながら家具のサイズを決める必要があります。
8畳のリビングダイニングを広く見せるポイント
では、8畳のリビングダイニングを広く見せるポイントをご紹介していきます。
置きたい家具を並べると部屋に圧迫感が出てしまうと悩んでいる方はこのポイントを押さえると、すっきりとした印象になりますよ。
視線が抜けるよう家具を配置する
出典:@maki.togaoi
家具の配置を考える際に、部屋に入ってきたときの部屋の見え方を意識しましょう。
部屋の奥まで、視線が抜けるように家具を配置すると、圧迫感なく開放的なお部屋に見せられます。部屋の中心には大きな家具を置かず、壁に沿って家具を配置すると視線が抜けるようなレイアウトができますよ。
生活動線を確保する
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家具を配置するときには、生活するときに通る導線を意識して配置しましょう。
部屋のどこを通り、どういう動きをするのかイメージし、生活導線上は人が十分に通れるだけの幅を確保するようにしてください。
生活導線上にものがないと、スムーズに移動しやすいうえに、すっきりとした見た目のお部屋を作れますよ。
家具のバランスに気を付ける
出典:@kabu_glam
8畳のリビングダイニングだと、4人がけのダイニングテーブルに3人がけのソファなど、大型家具を合わせると圧迫感が出てしまいます。
そこで、家具のバランスを意識してレイアウトを考えましょう。
ゆったりと食事の時間を楽しみたいのなら大きめのダイニングテーブルを用意し、その代わりにソファをコンパクトにするなど、ご自身の生活スタイルに合わせて家具のサイズ感を調整してみてください。
8畳のリビングダイニングにおすすめなレイアウト
8畳のリビングダイニングを広く見せるポイントがわかったところで、次におすすめなレイアウトの方法をご紹介していきます。
どう家具を配置したらいいか悩んでいる方は、まずはこの方法をマネしてみてもいいかもしれません。
ソファを壁に沿って配置
出典:@ayuhaus
テレビやソファなど大きい家具や家電を壁側に沿って配置すると、部屋の中心に余白が生まれるので生活導線が確保され、さらには見た目もすっきりとした印象を与えます。
家具のレイアウトに困っている方は、まずは大型家具を壁に沿って配置してみてはいかがでしょうか。
リビング・ダイニングスペースを仕切る
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リビングダイニングでは、食事をとるスペースとくつろぐ空間の区別がつかなくなってしまいます。
そこでソファの背を使って、なんとなくリビングとダイニングスペースを区切れば生活区域を分けられ、過ごしやすくメリハリのある空間をつくれますよ。
ソファを置かない
出典:@peco_danchi
ダイニングテーブルとソファ、その他家具などを配置するとややお部屋が狭いと感じる場合には、思い切ってソファを置かずにレイアウトするのもひとつの手です。
ソファが無い分、リビングスペースはすっきりとした見た目になり、空間に余裕が生まれます。
ラグとローテーブルを配置するだけでも十分快適な生活が送れるので、家具で圧迫感が出るのは嫌だという方はぜひ試してみてください。
8畳リビングダイニングのレイアウト実例
次に、8畳リビングダイニングのレイアウト実例をご紹介していきます。
どのお部屋もポイントを押さえつつもおしゃれなインテリアになっているので、ぜひ参考にしてみてください。
テレビは壁掛けして省スペース化
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ほとんどのご家庭で置くことの多いテレビ。大きなテレビが欲しいけど、いざお部屋に置くと場所をとってしまい配置に困っている方はいませんか?
そんな悩みがある方はテレビを壁掛けし、テレビ台を置くスペースを省いてみてはいかがでしょうか。
テレビを壁掛けすると場所を取らないうえに、見た目もスタイリッシュになるのでおしゃれなインテリアを楽しめますよ。
華奢なデザインの家具で軽やかに
出典:@kabu_glam
リビングダイニングは、ソファやダイニングテーブル、ローテーブルなど家具が多くなってしまいがちです。
そこで脚の細い華奢な家具 や、ブラックなど見た目を引き締めてくれる色が使われた家具を選ぶことですっきりとした印象になります。
華奢で脚の細い家具は、目に見える床面積が広がるのでお部屋を広く見せてくれる効果がありますよ。
大きめなソファを置いてリビングスペースを重視
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リビングはゆったりとリラックスできる空間にしたいと思っている方は、リビングスペースに大きめのソファを置いてみてください。
大きなソファは落ち着いてテレビを見たり、横になって休んだりとくつろげる場所を提供してくれます。
ただし、ダイニングテーブルも置きたい方は、家具のバランスに注意して窮屈にならないように注意してくださいね。
リビング・ダイニングを兼用にしてしまう
出典:@peco_danchi
リビングダイニングの限られたスペースを広々と使いたいなら、リビングとダイニングルームを兼用で使ってみましょう。
ダイニングテーブルをリビングでのくつろぎの空間にも活用し、ローテーブルを省くことでその分空間を広々と使えます。反対にダイニングにソファを配置すると食事もくつろぎも両方満喫できますよ。
リビングダイニングを広々と使いたいという方は、兼用というレイアウトの仕方を検討してみてはいかがでしょうか。
色味を統一して視覚的にスッキリと見せる
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リビングダイニングは、家具や雑貨が多くごちゃついた空間になりがちです。
そこで、色味を統一することで視覚的にすっきりした印象に見せられます。
家具やラグなど、大型家具のカラーを合わせることで統一感がアップし、さらに家具の素材感も合わせることで、よりおしゃれなお部屋を作れますよ。
こたつでほっこりとしたリビングスペースに
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エアコンだけではお部屋が温まりきらない場合には、リビングにこたつを置くことをおすすめします。寒い季節には、お家にこたつがあるだけでほっこりしますよね。
リビングにこたつを置いて、ゆっくりとくつろげる空間を作ってみてくださいね。
壁も有効活用する
出典:@ouccctt_room
リビングダイニングにはキッチン周りの道具やリビング雑貨などが多くなり、8畳では収納場所が少ないと感じている方もいるかもしれません。そんな方には壁を活用した壁面収納がおすすめです。
天井までの高さがあるラックを設置することで、十分な収納スペースを確保できます。
ラックを壁に沿って配置すれば生活導線を確保でき、さらに視界を遮ることがないので存在感を出しすぎず、自然な形で収納が可能になりますよ。
低い家具のみのロースタイルでまとめる
出典:@sima.kana.simple
ソファやダイニングテーブルを置くと部屋が狭く感じるという方は、背が低い家具を集めてロースタイルインテリアでまとめてみてはいかがでしょうか。
高さのない家具は天井との間隔が広くなるため、部屋に入った時に圧迫感を与えず開放的な空間に見せてくれます。
家具や雑貨など置きたいものが多い方は、ロースタイルインテリアで見た目をすっきりさせる方法がおすすめです。
まとめ
8畳のリビングダイニングを広く見せるレイアウトのコツと、おしゃれなインテリアの実例をご紹介しましたが、いかがでしたか?
生活動線を意識したり、家具のバランスに気をつけて配置することで、空間に圧迫感を与えずにインテリアを楽しめます。
レイアウトのコツを押さえながら、住みやすく、居心地の良いリビングダイニングを作ってみてくださいね。